オープニング・テーマ:神山羊「群青」
(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
神山羊 プロフィール
2018年11月に神山羊として初めてYouTubeに投稿した楽曲「YELLOW」がTikTokをはじめとするSNSで拡散、流行を巻き起こし3500万回を越える再生数を記録。
叙情的なリリックと様々なジャンルを自在に行き来する卓越した音楽センス、アニメーション・実写を横断する映像表現で、ネットシーン、音楽界のみならずファッションやアート界からも注目を集める新時代のサウンドクリエイター。
「空挺ドラゴンズ」オープニング・テーマに抜擢された「群青」でメジャーデビューが決定。
[神山羊コメント]
空挺ドラゴンズの原作を読ませて頂いて、滑らかな美しい線で描かれた絵と世界にすぐに引き込まれました。今回アニメ化するということで、迫力ある龍や人間味溢れるキャラクターたちが、実際に映像で動く姿を観ることができること、自分も楽しみにしています。空の青色が美しく、きっと皆さまの記憶に残る作品に、音楽で関わることができたことを大変光栄に思います。アニメと共に『群青』を楽しんでいただけたら嬉しいです。『群青』では無邪気な青さや自由気ままに旅をする様子を表現しました。サウンド面はダンスミュージックとしても歌謡曲としても聴くことができるように作りました。情景が浮かぶような音を楽しんで頂けたらと思います。
WEBサイト:https://yohkamiyama.com/
[原作者コメント]
神山さんが空挺ドラゴンズと出会って、この曲が生まれたということが、まず何より嬉しいです。初めてこの曲を聴いた時、上空の冷たい風と眩しい光を感じました。
そして、ふっと「漂流」という言葉が浮かびました。
「風を捕らえ 影を捉えて 旅を続ける」クィン・ザザ号の旅路はまさに漂流です(空挺ドラゴンズの英題はDrifting Dragons。Driftingもずばり漂流)。そして、多くの若者の人生もまた、漂流です。神山さんが見た「群青」という色は、「漂流」の色なんだと思います。自由で、広大で、心許ない、そういう色。僕は、この曲が大好きです。
――――桑原太矩(原作)
[監督コメント]
初めてこの曲のデモを聴いたときに、ゾワゾワッと鳥肌が立つ感覚に襲われました。僕らが作ろうとしているアニメの映像感覚が、そのまま音楽として表現されていることに強く驚き、その音楽感性の強烈さにそのまま一気に聞き惚れてしまいました。
新しくてチャレンジングでエモーショナルな楽曲展開に、共感性の高いメロディーが融合され、聞きやすいようでどこまでも深い!改めて聞き直して「この曲は、凄い!」と唸らされました。
神山羊さんのアーティステックな個性と「空挺ドラゴンズ」のエンターテイメントの楽しさが凝縮したこの「群青」は、ミカとタキタが暮らしている空の上の情景までもが見事に描かれています。この曲に出会えて、本当に良かった!!
――――吉平"Tady"直弘(監督)